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宅録初心者のための必要最低限の用語

 

 

こんにちは、伊藤です

 

ここでは、宅録初心者が知っておくべき必要最低限のキーワード(用語)を解説しましょう。

 

 

そもそも宅録(たくろく)とは、自宅で録音(自宅でレコーディング)することを言います。

自宅録音、略して、宅録。

 

 

ギターと一緒で、用語なんてレコーディング機材を使っているうちに覚えていけますが、

最初にちょっとだけ知っておくと、変に迷ったりしなくてすみますからね。

(レコーディング関係は、けっこうややこしいですから)

 

 

それぞれの用語を解説する前に、

 

 作詞作曲するときに必須の3大アイテム

 MTR(マルチ・トラック・レコーダー)とは?

 

は読んでおいてください。

 

 

 

 

トラック数

トラック数とは、録音した後にいくつの音を鳴らすことができるか、その録音トラックの数を

意味します。

ステレオ録音するときは、2トラックを使用します。

ちなみに、チャンネル数とは同時入力できる楽器の数のことです。

 

トラック数が多ければ多いほど、たくさんの演奏を重ねていくことができるわけですね。

例えば、4トラックあれば、ギター、ベース、ドラム、ボーカルの4つ、という感じです。

 

 

 

 

 

バーチャル・トラック数

バーチャル・トラックとは、トラックごとに複数の別の演奏を録音しておき、後からベストテイク

(ベストな演奏)をゆっくり選択することができる機能です。

 

 

 

 

 

サンプリング・レート

これは、「どのくらいの音質でレコーディングできるか?」を表した数値です。

音質数値です。

 

アナログ信号である楽器の音を、デジタルに変換するときに、どの程度の精度で記録していくか

を表現したものですね。

 

より細かくは、量子化ビット数とサンプリング周波数に分けて表現します。

ややこしいですね(笑)。

 

一般の音楽CDのレートが、16ビット/44.1KHzなので、この数字を基準に考えると

いいでしょう。この数値より大きければ大きいほど音質はよくなります。

 

例えば、「この機材は24ビット/96KHzで録音できます!」という場合は、普通の音楽CDよりも、

はるかに高音質でレコーディングできるということです。

16ビットよりも24ビットのほうが数値が大きく、44.1KHzよりも96KHzのほうが数値が大きい

ですからね。

 

ですので、レコーディング機材を買う場合は、この16ビット/44.1KHzの数値を基準に

考えるといいでしょう。

 

 

 

 

 

圧縮/非圧縮

デジタルの音は、人間に聴こえにくい音を省略することで、全体のファイル容量を少なくしています。

これを「圧縮」と言います。

 

超高音の音や、超低音の音などは、人間の耳には聴こえにくいので、その部分をカットする

わけですね。

ただ圧縮するとどうしても音質が劣化(れっか)していきますので、できるだけ非圧縮で

レコーディングの方がベストです。

 

 

 

 

 

ハードディスク(HDDやHDと略すことも)

音楽データなどを記憶させておく記録装置(箱)のことです。

パソコンにも入っているので一般的ですね。

単位はGB(ギガバイト)で表示します。

 

 

 

 

 

内蔵エフェクト(ないぞう・えふぇくと)

ギターにもエフェクターというツールがありますよね?

エフェクターとは「音を加工する機材」です。

最近では、MTR(レコーディング専用機)や、パソコンのレコーディングソフト自体に、エフェクターが

入っている場合が多く、それを内蔵エフェクトと呼びます。

 

 

 

 

 

アンドゥ/リドゥ

アンドゥは一度実行した直前の編集作業をモトに戻す機能、

リドゥは、アンドゥを取り消す機能、です。

この機能があれば、曲の編集を間違えたとき、あやまって上書きしてしまったときなどに役立ちます。

 

 

 

 

 

MP3(エム・ピー・スリー)

正確には、「圧縮した音声ファイル形式」ですが、分かりやすく言えば「音楽ファイル」のことです。

ウォークマンであるiPod(アイポッド)などで有名ですね。

 

 

 

 

 

WAVE(ウェイブ、もしくは、ウェーブ)

mp3と同じ音声ファイルの形式の1つです。

音声ファイルの形式は、WMA、AIFF、TTA、MP3、WAVなど沢山あるわけですが、

WAVEは、mp3と同じようにもっともよく使われる形式です。

圧縮されていないものがwave、圧縮されているものがmp3というイメージです。

また、WAVEは、WAVと表記される場合もあります。

 

 

 

 

 

パン(PAN)

L(左)とR(右)に音を振り分ける機能です。上記のイラストのようなボタン(ノブ)で調節します。

通常の音楽コンポやヘッドフォンでは、左右2つのスピーカーから音が出ますよね?

そこで、「ギターは左(L)から聴こえるようにしよう」とPANを調節するわけです。

 

 

 

 

 

▼ミックスダウン

▼マスタリング

などについては、こちらの曲制作の大きな流れをチェックしてください

 

 

 

 

 

  関連コンテンツ

 曲制作、レコーディングの大きな流れ

 

 作詞作曲をするために一番重要なことは何ですか?それは…

 

 マルチ・トラック・レコーダーとは?図解

 

 ドラムセット(ドラム一式)を動画で解説!実際の音を聞いてみよう!

 

 ギター初心者が基本を身につけるための無料ブック

 

 

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