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作詞作曲をするために一番大事なこととは？
「作詞作曲をするために、一番何が大切ですか？」と聞かれたら、私は迷わずこう答えます。
 「３大楽器をマスターしていることです」と。
いくら高性能な作曲ソフトがあっても、いくら自動でベースやドラムのパターンを作ってくれても、
そもそも自分が基本を知っていないと、扱いようがないですから。
また、作曲ソフトで作った曲や、レコーディング機材に入っていたパターンを使用するときは、
著作権の問題があるので、別途料金が発生したり、そもそも他で使用できないことが多いです。
３大楽器とは、現代ポップミュージックの根幹を支える３つの楽器。
ギター とベース とドラム のことですね。
難しいテクニックやスキルを学ぶ必要はありません。
それぞれの楽器の基本だけ知っておけばいいんです。
そして、それぞれの楽器の基本は、本当にシンプル！
驚くほど簡単です。
なぜなら、すべての楽器は根底でつながっているわけですから。
あなたが３大楽器（ギター・ベース・ドラム）のうち、どれか１つでも弾けるのなら、
ぜひ、他の２つにもチャレンジしてみてください。
「あ、ほんとだ！簡単だ！というか、ナンテ楽しいんだ！」って実感するはずです。
むしろ、せっかく１つの楽器が弾けるのですから、他の２つに挑戦しないのはモッタイナイ！
ですよ。
スキル的にも、知識的にも、そして、人生の楽しみという点でも非常にモッタイない…。
作詞作曲に３大楽器のマスターは必須！
それにしても、作詞作曲においてなぜ３大楽器をマスターしていることが大事なのでしょう。
たとえば、こういうギモンがあると思います。
「パソコンで作曲するときに、たいていの作曲ソフトには、ドラムのビートやベース音を
自動的に追加してくれるソフトもありますよね？ギターだけは自分で弾いて、ベースや
ドラムはソフトがやってくれるのではないでしょうか？」
と。
そう、例えばパソコンで作曲するときに使う作曲ソフトでは、たいてい、ベースやドラムの音を
追加できるようになっています（それも自動で）。
また、パソコンを使わずとも、MTRという録音機、レコーディング専用機を使えば、最近は、
ドラムやベース音を追加してくれたりします。
※MTRについては、また別ページで解説します。
でも、そういうものはプラグイン（プリセット）なんです。
プラグイン、もしくは、プリセットというのは、
そのパソコンソフトやMTRレコーディング機を販売している会社が作ったベース音なり、ドラム音です。
つまり、あなた以外のほかの人が作った音楽です。
あなたは、せっかく自分のオリジナル曲を作っているのに、
他人が作ったベース音やドラム音で満足できますか？
あなたは、せっかく自分のオリジナル曲を作っているのに、
他人が作ったパターンを組み合わせただけで満足できますか？
最初は面白くて色々いじくっているだけで満足！だと思いますが、そのうちに、
「うーん、何か物足りない…」という時期が必ずやって来ます。
そもそも、他人の曲を演奏するより、自分を表現したい！と思ったから、
他人では表現できない部分を自分らしく表現したい！と思ったから、
作詞作曲しているわけですよね？
そういうクリエイティブな志向のあなたに、他人が作ったプラグインやプリセット、
他人が作ったパターンで満足してください、というほうが無理な話ですよね（笑）。
でも、ベースやドラムが弾けなかったら、プラグイン（プリセット）で我慢するしかありません。
最近の音楽ソフトやMTRレコーディング機には、ベース・パターンやドラム・パターン以外にも、
個々の音が入力できるようになっています。
例えば、ドラムのドン！というキックの音やシンバルの音などが個別に入力でいるようにも
なっています。
でも、作曲ソフトやMTR機にいくらベースのボタンや、ドラムのスネアの音ボタンがあっても、
そもそも基本を知らなかったら、ボタン押せないですよね？
せっかくの高機能を前にして、
「どの順番で？」
「どことどこを組み合わせればいいの？」
「どこで鳴らせばいいの？」
となります。
作曲ソフトや、MTRレコーディング機は、その思考の部分は考えてくれません。
コンピュータは思考できないからです。
そこを考えるのが作詞作曲家の見せ所であり、また楽しい部分ですよね。
コンピュータは思考しないわけですから、作詞作曲家（つまり、あなた）ができなければ、
思考しないものでやるしかないわけです。
つまり、他人があらかじめ作ったプラグイン（プリセット）で我慢するしかないわけですね。
ですので、「作詞作曲をするときに一番重要なことは？」、
それは、ギター、ベース、ドラムの３大楽器をマスターしていることなんです。
いくら高性能の作曲ソフトがあっても、いくらパターンがつめこまれたMTRレコーディング機材があっても、そもそも、自分にベースやドラムの基本が分かっていなかったら、結局使いこなせないですから。
とはいっても、基本だけでＯＫ！
難しい部分や、より高度な部分は、それこそ作曲ソフトやMTR機がやってくれますから。
そう、この考え方が重要です。
すべてを作曲ソフトやMTR機まかせ ではなくて、
↓
基本の部分をがっちりと自分で作り、高度な部分はソフトやパターン、プリセットを使用
すべてを作曲ソフトや、レコーディング機材まかせ？
それは、果たして「作詞作曲した」と言えるでしょうか？
また音楽とは切っても切れない「著作権の問題」もありますので、
他人が作ったパターンを使用するときは、別途料金が発生したり、使用できなかったり
します。
まぁ、作った人に著作権があるわけですから当然ですね。
これらのことを回避する意味でも、３大楽器の基本をマスターしておくことは重要です。
曲を支える３大楽器のギター、ベース、ドラムの基本部分は、自分でしっかりと作りこみ、
自分のスキル以上の部分や、より高度・より専門的なことをソフトやMTR機に任せる。
また、ギター・ベース・ドラムの３大楽器をマスターしている人はなかなかいないので、
あなたが活躍する場面も増えますよ！
音楽シーンでの重要人物になりましょう。
あなたらしい音楽のために、
そして、オリジナルな作詞作曲のために、
３大楽器のすべてにチャレンジしていきましょう！
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