レコーディングでよく使うエフェクター
こんにちは、伊藤です
ここでは、レコーディングや楽曲制作でよく使うエフェクターについて解説しましょう。
ギターなんかでおなじみだけど、そもそも、エフェクターとは音を加工する機材。
音をペキペキにしたり、ビヨーンとさせたりする機材のことです。
▼EQ(イコライザー)
レコーディング時によく使われるエフェクターとして、もっともメジャーなのがイコライザー。
これは、オーディオ信号の周波数特性を、補正したり、修正したりするもの。
音楽コンポやカーラジカセなどでも、Hi-Lowといったつまみがあり、高音を強くしたり低音を強く
したりできると思いますが、機能的にそれと同じものです。
イコライザーにはグラフィック・イコライザーとパラメトリック・イコライザーの2種類にわけられます。
グラフィック・イコライザーは、フェーダー1つ1つに決められた周波数帯が割り当てられていて、
一目でどの周波数を調整したかが確認できます。
パラメトリック・イコライザーは、中心となる周波数を自由に設定でき、好みの周波数帯を探して
キメ細かい調節を行うことができるのが特徴です。
▼リバーブ
リバーブとは、簡単に言ってしまえば、お風呂で歌うときにかかるような残響音効果を
人工的に発生させるエフェクターのことです。
お風呂で歌を歌うとき、声が響きますよね?
それを人工的に発生させるのがリバーブ。これも、レコーディング時によく使います。
▼ディレイ
ディレイとは、やまびこ効果を生むエフェクターです。
山で、「ヤッホー」と叫べば「ヤッホー」というこだまが返ってきますが、数秒とか数十秒遅らせて
やまびこ効果を生むエフェクターです。
こだま1回のことを、シングル・ディレイと言います。
こだまがさらにハネ返って再びこだまして…という状態を、リピート・ディレイと呼びます。
イコライザー、リバーブ、ディレイの3つは、ギターでもおなじみのエフェクターなので、
だいたいイメージがつくと思いますが、次のページでは、具体的な使い方について解説して
いきましょう。
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