ギターリストのケア〜腱鞘炎に注意〜
こんにちは、伊藤です
突然ですが、あなたはギターのメンテナンスやケアをきちっとやっていますか?
YES?
そこで、もうひとつ質問。
あなたはあなた自身のカラダのケアもきちっとやっていますか?
ここでは、ギター、ではなくギターリストのケアについて解説しましょう
ギターリストのケア?
そう、つまり、あなた自身のカラダです。
特に、
エレキギターで言えばロックやパンク、アコギで言えばアルペジオ
これらをよく弾く人は、十分注意してくださいね。
ギターリストのカラダの悩み、カラダのケアと言っても色々あるわけですが、
もっとも多く発生する問題が腱鞘炎(けんしょうえん)です。
要するに、「筋肉の炎症」のことで、指を使いすぎたり、無理にヒネったりすると、
指や腕が痛くなってきます。
当然、指の動きが悪くなったり、ヒドイ場合だとちょっと動かすたびに痛くなったりします。
(ヒドイ場合は一度、専門医の診断をお勧めします)
アルペジオなどの細かい動きをやろうとして、ついついリキんでしまう…
ロックやパンクの曲をできるだけ高速に弾こうとして、ついつい無理してしまう…
あなたは、そんなことはないですか?
適度な休みを要れずに、こういうことをしていると、慢性的な痛み(腱鞘炎)になります。
私自身も、毎日毎日ギターを練習していた時期に腱鞘炎になりました。
指のほうではなく、手首〜ひじの間が痛くて痛くて…。
今はもう治っていますが、これを読んでいるあなたは、腱鞘炎にならないように十分注意して
欲しいと思います。
さて、腱鞘炎の予防についてですが、これは簡単です
決してリキまないこと
これだけです。
(言い換えれば、腱鞘炎のほとんどの原因は力むことです。)
うまく弾けないときでも、決してリキんではいけません。
アルペジオでもパンク・ロックでも、リキまないように注意してください。
それに言うまでもなく、そもそもリキんでいては「良い音」なんて出ませんよね?
「リキまない、リキまない、リラッ〜クス、リラッ〜クス」ということを、
絶対に忘れないでくださいね。
一生懸命になっていればいるほど、力が入ってしまうものです。
でも、そんな自分に気づいて、「ギターに触れる」ことを思い出しましょう。
また、「すでに腱鞘炎で痛いよー」という方は、スグに専門医に。
私自身が経験した腱鞘炎の治療法をここでお話しすることもできますが、
医者ではありませんので、無責任なことは言えません。
専門医の診断を受けることを強くお勧めします。
パソコンのキーボードやマウス、スポーツなどでの腱鞘炎はよく聞きますが、
実はギターリストにとっても、腱鞘炎はとても身近なものなんですね。
「リキまない、リキまない、リラッ〜クス、リラッ〜クス」ということを、忘れないでください。
さてさて、ギターリストのカラダの悩みとして、他には
・肩こり
・猫背
・視力の低下
などがあります。
これについてはまた別ページでご紹介しますね
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