▼まずは、ギターの種類をチェック!(アコギとエレキの違い)
ギターを始めたいのだけど、楽器屋さんに行くと色々なギターがある…
一体どんなギターを買えばいいんだろう?…
まず、ギターの種類を知って、それから「あなたにピッタリのギターの選び方」を伝えることにしましょう。
ギターは大ざっぱにいうと、2種類あります。
・アコースティック・ギター(略してアコギ)と、
・エレキギター(略してエレキ)。
※クラシックギターや、エレアコというギターについてはここでは省略。
ギターには、
アコギ
と
エレキ
の2つがある。
それぞれの見た目は…
* アコギ * |
アコースティック・ギター 略してアコギ
←見た目はこんな感じになっている
中は空洞(くうどう)になっていて、真ん中に、穴が開いている。
ギター単体だけである程度大きな音が出るようになってる。 |
* エレキ * |
エレクトリック・ギター 略してエレキ
←見た目はこんな感じになっている
ギター単体だけではシャンシャン♪という小さな音が出ず、
アンプとエフェクターという機械によって、音をグイーン♪
と爆音させる(アンプ?エフェクター?については後で説明)。 |
アコギの実際の音を聞いてみよう!(音量注意、約25秒間)
--
エレキの実際の音を聞いてみよう!(音量注意、約25秒間)
--
アコギとエレキの違いがわかりました?
見た目の違い、音の違いがあるんですね。
さらに、ガーガー♪とやかましいエレキギターには、2つの形(見た目)があります。
|
レスポール |
まぁ、それぞれの名前は覚えなくても大丈夫。
この2つのギターは、音の違いはなく、カタチの違いがあるだけ、だと思ってもらってOKです。
見た目の違いは、
|
角(つの)が1本ある形 |
角の数が違うだけ。
とにかくシンプルに伝えるのが私のやり方だから言いますが、この2つの違いは、角(つの)の数
以外にはあんまりないと今は考えてOKです。
どちらの音が良いとか、悪いとかはないから、最初のうちは、気に入った形を選べば十分。
それぞれに得意な音の傾向などはあるんだけれど、それは、ギターがジャンジャン弾けるように
なってから選んでもでもいいと私は思いますよ。
ただ、「ストラトキャスター」と「レスポール」は、二大ギターと呼ばれるぐらい人気の形なので
その名前ぐらいはちょっと覚えておきましょう。
▼ギターの選び方!
さて、ギターには、アコースティック・ギターとエレキギターの2つの種類がありましたね?
さらに、エレキギターには、2つの形がありました。
それで、「あなたにピッタリのギターの選び方」ですが、
結論を言う前にあなたに知っておいてほしいのは、
ギターをジャカジャカ弾くのに、エレキのほうが簡単、アコギのほうが簡単なんてものはない
ということ。
「どっちが簡単か?」という質問の答えは、どちらも一緒ということですね。
だから、結論。
単純に、あなたが好きな音のギターを買えばいいんです!
さっき、実際の音を聞いてもらいましたが、「あ、こっちの音のほうが好きだな」というほうを選べばOK!
なぜなら、好きな音のほうが弾いてて楽しいから。
もしくは、アコギかエレキか、見た目で選ぶのもいいですね!
見た目がカッコイイと、持ってるだけで楽しくなるから、上達も早い!?
あなたの好きな形のギターを選んで、愛情一杯抱きしめましょう!
ムズカシク考えなくても大丈夫です
ギターをジャカジャカ弾くのに、アコギとエレキのどっちが簡単?っていうのはないのですから、
とにかく、あなたの中の「好き」を大切にしてください。
また、どちらを選べばいいか?のヒントに、あなたが好きなアーティストが持ってるギターのほう
を買うのもオススメです。
ギターを始めたい!と思ったということは、弾いてみたい曲のひとつやふたつありますよね?
憧れのアーティストの曲とか。
例えば、日本の音楽界で言えば…
ゆずやコブクロのような曲を弾いてみたい人は、アコースティック・ギターを選びましょう!
B'zのような曲を弾いてみたい人は、エレキギターを選びましょう!
イメージ的には、
アコギがポップ(POP、J-POP)。
エレキがロック(ROCK、J-ROCK)。
のような感じですね。
あなたの大好きなアーティストの写真などを見て、
のようなギターをそのアーティストが持っていたら、それはアコースティック・ギター。
アコギは、ボディに大きな穴があいているのが特徴。
逆に、
とか、のようなギターを持っていたら、それはエレキギター。
「好きなアーティストはエレキもアコギも使ってる」
「うーん、どっちも捨てがたい」
「迷って決められません!」
という人は、エレキギターを選ぶことをオススメします。
なぜなら、エレキギターはアコギの音も出せるからなんです。
エレキギターに、エフェクターという音を加工する機械をつなぐだけで、アコギの音も出せてしまう。
※エフェクターという機械については後で説明しますね。
エレキギターを買えば、エレキギターの音も、アコースティック・ギターの音も出せて
一石二鳥!
さて、だいたいあなたの欲しいギターが決まってきたでしょうか。
よく「ギターを始めるなら、まずはアコギから!」という人が居るが、私はそうは思いません。
あなたの好きな音が出せるギターを選ぶ。
あなたの好きなアーティストが持ってるギターを選ぶ。
見た目がカッコイイ!ギターを選ぶ
最初は、そんなシンプルな考え方でいいんです。
アコースティック・ギターも、エレキギターも、難しさは変わらない。
どちらも、ジャカジャカ弾くにはまったく同じですから。
一番大切なのは、弾いてて面白いこと!
そして、弾いてて楽しく感じるためには、決まりきったやり方よりも、あなたの好きなように
することが大切だと私・伊藤は思うわけですね。
シンプルに、あなたの好きなほうのギター(エレキかアコギ)かを選びましょう!
▼エレキギターを弾くあなたに
さてさて、アコギとエレキの2種類のうち、エレキギターを選んだあなたに、ひとつだけ
伝えておくことがあります。
実は、エレキギターは、ギター単体だけじゃ小さい音しか出ないんです
イメージ的には、シャンシャン♪という音しか出ない。
まぁ、小さい音しか出ないから、団地や近所が気になる人にはエレキがオススメなんですけどね。
参考:団地や近所が気になって、ギターはちょっと…というあなたへ>>>
しかし、せっかくエレキギターを買ったなら、ダー♪とかギュイーン♪とか、思いっきり
音を出してみたいですよね?
ロック!ROCK!ローック!をやりたいと思います。
そういうときは、アンプとエフェクターいう2つの機材(きざい)が必要になるんです。
まずは、アンプから説明していきましょう。
アンプの見た目はこんな↓感じの機械なんけど、
なんとなく見たことありますよね?
アンプというのは、エレキギターの音を倍増させる機械のようなもの。
まぁ、スピーカーと同じようなものだと思ってもらってOKです。
エレキギターを、このアンプという機械につなげば、音が大きくなります。
「ギターをアンプにつないで、ジャカジャカやりたいけど、近所迷惑がなぁ」というあなた!
Don't
Worry!!(心配ご無用!)
アンプには、たいていヘッドホンをさす穴が付いているんです。
ギターをアンプについないで、アンプにヘッドホンをつなげば音はもれません。
つまり、↓こういう感じでギターの練習をすれば、音が周囲にもれないんです。
こうやって練習すれば、部屋で大音量を流せない人も大丈夫ですね!
ご近所さまを心配する必要もなくなります。
アンプはエレキギターの音を大きくするための機材。
これはいいですね。
しかし、実は、エレキギターとアンプだけでは、あのギュウィーン♪とか、ガガー♪っていう
ロックンロールな音は出ないです。
エレキギターとアンプだけの音を聞いてみましょう。再生ボタン(▼)をクリック。
--
どうです?これが、エレキギター+アンプの音。
「あれ?ロックの音じゃない…」 そう思いましたよね?
なんだか、のどかなクリーンな音が聞こえました。
エレキギター+アンプだけでは、このように、クリーンな音しか出ないんですね。
「じゃあ、ロックンロールのような激しい音ってどうやって出せばいいの?」
そう、そこで、登場するのがもうひとつの機材、エフェクター
エフェクターとは、音を加工(かこう)する機材。
これを使うことで、さっきのクリーンな音を、ギュウィーン♪とか、ガガー♪とか、
色んな音に変化させられます。
もちろん、さっきのクリーンな音を、アコースティック・ギターの音(!)にも加工できたりします。
(だから、エレキギターを買えば、アコースティック・ギターの音まで出せて一石二鳥)
エフェクターの見た目はこんな↓カタチ
ギュイーン♪とかダー♪というロックンロールな音を出すには、エフェクターをつなげてあげる必要
があるわけなんですね。
具体的には、このように↓エレキギターとアンプの間にエフェクターをつなげてあげる。
再生ボタン(▼)をクリック。※音量注意
--
こうやって、つないであげれば、普段あなたが聞いているような、ロックンロールな音が出ます。
ちなみに、「ロックンロールな音」を、オーバードライブ(やディストーション)といいます。
エフェクターを使えば、ROCK!なあなたがやりたい、ギュイーン♪とかガガー♪という音が出せますよ!
もちろん、アンプにはヘッドホンをさせるので、オーバードライブの音が近所迷惑にならないか
気になる人は、アンプにヘッドホンをつけて練習すればOK。
エフェクターには沢山あって、前のほうにも書きましたが、アコースティック・ギターの音を出せる
エフェクターもあったりと、いろんな種類があります。
エフェクターの種類については、おいおい説明していくことにしましょう。
エフェクターを買いに行くときは、「オーバードライブのエフェクターを下さい」って
店員さんにお願いすれば、ロック的な音が出るものを買えます。
もちろん、エレキギターとエフェクターの間、エフェクターとアンプの間の2本のコードもいるので、
それもお忘れなく。
色々買うのがあって大変そう?
Don't Worry!
必要な4アイテムと、アンプ、エフェクターまで揃ったオススメのセットはあとで紹介しますね。
ここまでをまとめると、
■ギターを弾くのに必要な4アイテムのうち、まずはギターの選び方について
■アコギか、エレキか、自分の好きな音・形で選ぶ
■どちらか迷ったら、アコギの音も出せるエレキギターがオススメ!
■近所迷惑が気になる人もエレキギターがオススメ!
■しかし、エレキギター単体では小さな音しか出ないので、ロックンロールを弾きたい人は、
エレキギターのほかに、アンプとエフェクターが必要
ということでした。
うーん、しかし、エレキもアコギも迷うなぁ。両方とも好きな音だ・・・
エレキとアコギでは、どっちが簡単っていう差はないんだよね?
うん、ギターの基本である腕を振ってジャカジャカ弾くことには差はないよ。
ケンは、ロックやJポップをやりたいんだろう?だったら、アコギの音も出せるエレキギター
をオススメするよ。それに、エレキギターはアコギよりも弦が細い場合が多いから、指で
弦を押さえやすいというメリットもあるんだ。
初心者がよく挫折するポイントとして、「ギターの弦が押さえられない」っていうことがよく
あるけど、エレキギターなら、弦が押さえられなくて挫折する可能性も低いといえば低い。
へぇー、でもエレキはいろいろ付属品が必要でややこしいね・・・
まぁ、アコギをやる人も、エレキをやる人も、最初は4アイテムだけでいいと思うよ。
アンプやエフェクターは、ギターをジャカジャカ弾けるようになってから買っても遅くない
んじゃないかな。
そうだね、まずは、とにかくギターを自由に弾いてみたい!
じゃあ、アンプやエフェクターは、じょじょに揃えていくことにするよ。
ちょうど、給料も入ったし、伊藤お勧めのエレキセットを見てみるね。
それによく考えてみれば、母が「うちは楽器はダメ!」って感じだから、エレキギター
に強制的に決まってた…
さて、ギターを選んだら、次は、ピックの選び方を見ていきましょう!
[ →ギターを弾こう!のトップへ ]
|