パスワードの決め方
アーティストではあるが、ホームページには初心者だ!という人のためのコンテンツ
ここでは、パスワードの”安全な”決めかたについて解説します。
インターネット上のサービスを利用するとき、たいていは、
メールアドレスの登録やパスワードを求められます。
次にログインしたりするときに、それらを使うわけですね。
その時にパスワードを自由に決めるわけですが、安易に決めてしまうと、安全性が低くなります。
以下のようなパスワードを設定していないか、あなたもチェックしてみてください。
▼辞書などに掲載されている単語を使っているパスワード
辞書などに載っている英単語をそのまま使ったパスワードは危険です。
例えば、apple、test、passwordなど。
このように単語にしておくと、「辞書攻撃」を受けた場合に危険です。
辞書攻撃とは、悪意のある人がパスワード破りにつかう手法で、辞書にある単語を片っ端から
入力して試すというものです。
何万語あっても、コンピュータに自動入力させれば短期間で入力、突破できてしまいます。
▼数字だけのパスワード
73572のように数字だけのパスワードは危険です。
数字だけの組み合わせよりも、アルファベット(abc)や記号(#,$)を組み合わせたほうが安全
ですね。
▼同じ字を連続させたパスワード
aaaaaaaaや、22222222などはカンタンすぎますのでやめましょう。
▼短すぎるパスワード
ad3のような短すぎるパスワードもカンタンすぎますのでやめましょう。
▼単語を1文字置き換えたり、1文字追加しただけのパスワード
apple(アップル:リンゴ)をapploとか、apple1などのパスワードは危険です。
同じく辞書攻撃の標的です。
▼自分自身に関連するパスワード
自分自身の、名前(ローマ字)、〒番号、電話番号、生年月日などの個人情報や、
家族の名前、ペットの名前などの情報をそのまま使ったパスワードでは危険です。
例えば、自分の生年月日が、1970年8月10日だとして、19700810のようにするのはいけません。
自分自身に関するパスワードなら覚えやすいことは確かですが、パスワードも漏れて、個人情報も
漏れてしまい最悪です。
では、一体どんなパスワードがいいのでしょう?
安全なパスワードとは、次の条件を満たすものです。
▼アルファベット、数字、記号(#,$など)がランダムに混在している(例:ktc3p9s#)
▼最低でも8字以上(********)
ランダムに作るわけですから、いちいちパスワードを覚えていられませんね。
ですので、パスワードを紙で保存しておかないと、
いずれ「アレ、このパスワードってどこのサイトのだっけ?」と混乱します。
また、パスワードは、定期的に(例えば90日ごとに)変更していくのとより安全なので、
ノートに書いておけば管理もしやすいでしょう。
必ずノートを一冊用意して、そこでパスワードを一元管理しておきましょう。
面倒でもこれが一番安全です。
また、インターネット・サービスによっては、ユーザ名(ID)も設定でいる場合もありますが、
ユーザ名(ID)と、パスワードを同じにしないことも守ってくださいね!
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